戸建て住宅の全体模型を製作します。住宅はRC(鉄筋コンクリート)造で、スケールは1/100です。このスケールでの全体模型は主に設計者自らの検討のため
に用い、また住まい手に対するプレゼンテーションとしても使用できます。
ここでは、この模型の製作においての手順を、写真と共に解説していきます。
住宅は木造住宅で、スケールは1/100です。
⑥敷地の製作
⑥-7

- 色を塗った花壇の枠を敷地に貼り付けます。貼り付けにはスチレンボンドを使い、敷地の配置図どおりに貼り付けます。
⑥-8

- 花壇の枠の内部にシーナリパウダー(緑色のパウダー)をふりかけて芝生の緑に似せます。まず花壇の枠内にスチレンボンドもしくは両面テープを配し
て、その上からシーナリパウダーを少し多めにかけて押さえます。その後模型を逆さにして余分なシーナリパウダーを落とし、最後に乾いたブラシ等で建物などに付いたパウダーを掃除します。
⑥-9

- 高木を製作します。高木の製作にはいろいろな手法がありますが、ここではトゥリークを使用します。まずトゥリークの銅線を折り曲げ、はさみでカットし樹木の幹・枝部分を作ります。次にその枝部分にスチレンボンドを付けて、適当な大きさにちぎったグランドフォームを付けて、樹木の葉に似せます。最後に出っぱった銅線をカットして完成させます。高木を作るときには縮尺を十分考慮し(ここでは3mの樹木を想定し、30mmのトゥリークを使用している)スケールアウトしないように注意します。
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